超の行動理由は元老院の横暴~ゲーデルと超の目的の一致~(2009/12/05-188[S-057])

272時間目にてネギは“あなたは十八人に一人しか助けない、と言っているんですよ?”と言いましたが、ゲーデルは決して「十八人に一人しか救うつもりがない」というわけでは無く、「十八人に一人しか救うことが出来ない」のでしょう。原因は恐らくMM元老院と数です。数というのは、「魔法世界の総人口12億人」のことです。これまでの情報を元に考えると、魔法世界の崩壊というのは自然発生的に起きるもの、言い換えれば「人為的に引き起こされるものでは無い」ものでしょう。発端としては人為的な事象(ex.造られた世界)なのでしょうが、それにより発生した魔法世界には元より存在限界が存在しているため、必然的に崩壊が起きてしまうということです(cf.人造異界の存在限界とその崩壊の不可避性)。

崩壊が自然発生的に起きるものであるのだとしたら、それを止めるのは並大抵の難度では無いでしょう。震度7級の地震を人為的に止めるよりも難しいでしょう。超新星爆発を人為的に止める、或いは発生させるようなものです。世界最強の魔法使いたるナギであったとしても、そんなことは出来る筈がありません。事実、大戦期に世界と始まりの終わりの魔法が発動してしまった際には、ナギ一人では何をどうすることも叶いませんでしたから。「諦める」「諦めない」の問題ではありません。いくら諦めずに立ち向かったところで、限界点は存在します。

ゲーデルはこの「限界点」を見てしまった、或は知ってしまったのでは無いでしょうか?

個人の感情としては「魔法世界の総人口12億人全てを救いたい」と思っていても、魔法世界という「世界そのものの崩壊」という巨大すぎる現実がそれを許してはくれないでしょう。そりゃそうです。世界そのものが崩壊してしまい、それを止める術が無いのだとしたら、残る選択肢は「12億人をまとめて別の世界へ送る」というものです。「別の世界」とはすなわち「現実世界」「旧世界」です。12億人とは、現実世界総人口60億人の1/5。人口が突然20%も増加した日には、現実世界は大混乱です。

そこでゲーデルが考え出した案というものが、「メガロメセンブリア総人口6700万人だけなら何とか現実世界に移送出来る」というものなのでしょう。現実世界にも魔法使い組織は存在しますから、6700万人だけならそれら幾つもの組織に分散してやることで、現実世界への移送は極端に難しい話では無くなります。

超がやろうとしたのはこの更に先を行く案で、要するに「魔法世界が現実世界にとって当然の存在となってしまえば、12億人移送計画も可能性の一つに入れられる」というものです。そのための魔法バレ計画だったのではないでしょうか?

そして魔法世界が現在とっているといる鎖国政策です。これを画策しているのは十中八九MM元老院でしょう。詳しい経緯は不明ですが、魔法世界崩壊の事実はMM上層部の中でも更に上部、トップクラスの人間しか知らない最高機密であり、これについて解決に動いているのがゲーデルだけであることを考えると、MM元老院は魔法世界崩壊の事実を黙認しようとしているように考えられます。元老院的には魔法世界住民は滅んでくれた方が都合が良いのでしょうか。或は元老院上層部=「完全なる世界」なのか・・?

すると、現実世界が積極的に魔法世界と関わってきては、崩壊に際して12億人移送計画が成功してしまうことも充分考えられます。つーか可能性大です。そこでの鎖国政策というわけです。

ここまで来ると、ゲーデル,超,元老院の思惑は段階的に成立していることが分かります。

一番理想的なのは超の計画で、そこから「救える数だけ救う」という考えだけ抽出したのがゲーデルの計画、超の計画と真逆のことを行おうとしているのが元老院の計画です。魔法世界的には「超>ゲーデル>元老院」といったところでしょうか。

超が嫌いなものに「大国による一極支配」というものがありました。また、超本人や龍宮曰く、超が学園祭で行動を起こした理由は「新聞を開けば載っていそうな程度のもの」であるとのことでした。つまりは「元老院の横暴」によるものだったとは言えないでしょうか?

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 3

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック